ハムスター
Hamstar
日本でも有数の専門知識や技術を得た院長が治療にあたります。
ふくしま動物病院のハムスター外来
当院のハムスター外来には年間で3000件ほどのハムスターが来院します。
ハムスターは犬猫と異なった病気も多く、診断と治療が難しい動物であると言えます。その為、ハムスター臨床は犬猫とは異なった知識と技術が獣医師と動物看護師に求められます。
ハムスターは、レントゲン検査をはじめ超音波検査もできます。20年以上ハムスター臨床に携わっていますので経験を活かしてしっかりと診断と治療をしていきます。ハムスターの病気に不安な気持ちがある時には、わかりやすく説明をいたしますのでハムスター外来を受診してください。
ハムスタードック
ハムスターは病気を隠す性質があります。その為に病気の発見が遅くなり、最悪の場合には急に亡くなってしまう事があります。このような理由から、病気の早期発見、早期治療を目標にハムスタードックを行なっています。
ハムスタードック受診の年齢
生後6ヶ月、1歳、1歳6ヶ月、1歳9ヶ月、2歳、このくらいの期間で行うと、先天的な疾患が見つかったり、腹部腫瘍や心臓疾患等を早期に発見できます。
※調子が悪い場合には、ハムスタードックではなく診察を受けて下さい。
ハムスターの検査・処置・治療方針
ハムスタ-のレントゲン検査について
- ハムスタ-の病気の診断にかかせないのがレントゲン検査です。犬猫用のレントゲンとは異なる高画質な解像度になるので、肺炎や気管支炎、心臓、椎間板、腫瘍、関節炎など細部まで診ることができます。
- ハムスタ-のレントゲン撮影は、ハムスタ-の扱いに慣れていないと、苦しくなったり倒れたりしますので、ハムスターの扱いに慣れている院長が必ずレントゲン撮影を行います。
ハムスタ-のレントゲン撮影は、ハムスタ-の扱いに慣れていないと、苦しくなったり倒れたりしますので、ハムスターの扱いに慣れている院長が必ずレントゲン撮影を行います。
ハムスタ-の歯切りについて
ハムスタ-の不正咬合の場合には、切歯を2-3週間に1度切る必要があります。当院では、ハムスタ-の歯切りは麻酔はかけずに飼い主さんの前で行います。
- 歯を切る際にハムスタ-を保定するスタッフは、ハムスタ-の扱いに慣れているベテランの動物看護師になります。それはハムスタ-の動きや性格を見極められないと、途中で苦しくなってしまったり、他の部位を切ってしまうからです。
- 歯切りを含めて一般的な処置は、必ず飼い主様の目の前で行っています。どのような治療なのかを見てもらい、安心してもらえるように心がけています。
ハムスタ-の腫瘍の検査・治療について
腫瘍=死というように思われる方が多いですが、腫瘍ができたからといってすぐに死ぬという訳ではありません。腫瘍があっても、腫瘍を大きくしないように内服を飲ませることで、寿命まで生きていくハムスターは多いです。
- 腫れ物ができたら、まずは腫れている所を針で刺して腫瘍なのかどうかの確認をします。
- 腫瘍は良性と悪性があるのですが、多くの場合には内科的な治療をする事で腫瘍を大きくしないようにしていきます。
- 腫瘍ができたから手術しかないという事はありません。内科的に進めることも十分にできるので寿命まで腫瘍と上手く付き合っていくことが可能です。
- 腫瘍に対しての様々な内服を調合薬として処方しております。
検診範囲
2時間以内の範囲の方(関東近県)
症状が悪化していない場合には、その都度お電話で症状をお聞きした上でお薬を郵送しております。ただし、病状が変わった場合には来院くださるようお願いしています。
2時間以上の範囲の方(山梨、長野、静岡、新潟、福島、宮城、東北地域、関西地域)
再診での来院は難しいとは思いますので、とりあえず一度は来院していただき病状を把握できましたら、その後はお電話で症状をお聞きした上でお薬を郵送しています。
来院のための移動について
長距離の場合には飼っているケージごと来院してもらっておりますが、電車などの移動で飼っているケージでの来院が困難な方はキャリーケースで来院してください。
真夏や真冬は保冷剤や保温剤などをキャリーケースの外側につけて来院してください。
ハムスターの健康診断
ハムスターは病気を隠す動物ですので、症状が出た時には、重症で治療が思うようにいかないという事があります。もう少し早く病気が発見できたらという想いからハムスターに全身ドックという健康診断を行うようになりました。
レントゲン検査では麻酔はかけません。
ハムスターへのストレスを最小限に、最大限の検査を行っております。病気が発見できた時には、今後の治療についてご説明します。
ハムスタードック (予約制) |
○一般検査(便・尿をお持ちください) ○レントゲン検査他 |
---|
※所要時間40分前後かかります。調子が悪い場合にはハムスタードックではなく診察を受けてください。
受診後の通院やお薬郵送サービスについて
受診後の投薬に関しては、症状が落ち着いていれば内服の継続をしていただきます。検診の必要がある場合には、診察時にお伝えします。 当院のハムスター外来は遠方の方も多いため、継続の内服処方は郵送対応(ヤマトの代引き)しております。お薬がなくなる頃になったら、症状をお電話でお聞かせください。症状に合わせて内服を調合して郵送いたします。
ハムスターの質問コーナー
当院では、福島院長が学生時代から続けていた「ハムスタークラブの診療室」は終了しましたが、ハムスターの質問コーナーを設けてハムスターの病気等の質問にお答えしています。
現在は、ハムスター外来が多く、すぐに返信できない場合もありますが、ハムスターの病状などの質問にできる限りお答えしています。
実際に診療してみないとわからない事もありますが、病気なのかどうかを含めてアドバイスをしておりますので、質問をメールでお送り下さい。飼い主様の大切なハムスターの治療に役立てることができれば幸いです。